環境goo大賞2007
2008年4月21日、都内のホテルで環境goo大賞2007の表彰式が行われました。当日は、各賞受賞者総勢19名に加え、審査員の4名が参加し、各部門の講評、今後の環境関連HP作りに求められるもの、といったテーマでのダイアログが行われ、人を巻き込んでいくには何が必要なのか?などの議論が活発に交わされました。

冒頭のNTTレゾナント浅田安茂メディア事業部長からのあいさつの後、表彰式が行われました
第一部 フィードバック
企業部門講評 新しいツールを使いこなす柔軟性

パネルディスカッション開始。画面左から審査員の星野智子さん、川北秀人さん、富岡英太さん、飯島ツトムさん。

株式会社エコノス

シャープ株式会社

株式会社ファミリーマート
川北 まずは審査員から、今回の審査の講評をお願いし、その後、ご出席のみなさんのご意見を伺っていくことにします。みなさんにお聞きするのは、HP作りで「苦労しているところ」「こういうところを工夫している」「今後どうしていくか」というようなことです。では、各部門の講評を担当した審査員からお願いします。まず企業部門の富岡さんからお願いします。
富岡 私の立場は環境の専門家ではありません。HPを作っているクリエ ティブとして、おもにユーザビリティの目線から見ています。企業のHPに関しては作りが非常に良く、どの企業も秀逸なコンテンツを作られていると 思います。その中で、どういうところに工夫をされているか、ユーザーに対しての気持ちがどう込められているか、さらには色使い、あるいは文字の大きさ、そういったところにいかにこだわっているか、といった点に軸を置いて評価しています。
コンテンツ作りにもいろんな手法が出てきており、さまざまなツールを活用していかないと運用面が煩雑になってしまいます。RSS機能やSNS、ブログを利用しての更新といったことが主流になってくると思われます。こうした変化をうまく吸収して、コスト面、予算配分を考慮しながら工夫をしていくとさらに良くなっていくのではないかと思っています。
まず、優秀賞のエコノスさんですが、「エコロジーとエコノミーの共存」というテーマでコンテンツを充実させており、非常に秀逸なサイトだな、と思います。デザインも非常にきれいで、非常に高得点を獲得されています。このところ、画面サイズが1024ピクセルという画面構成が流行っている中で、あえて、ブログというキーワードからだと思うのですが、800ピクセルというサイズを選択している。かつては、企業のHPはA4サイズ1ページで印刷できるものが理想とされてきました。ところが、ブログの場合は必然的にテキストベースで縦長の構成になります。それでもスクロールして読んでいくということにユーザーの方も慣れてきています。マウスにもスクロールホイールが付いていて、スクロールバーを下げなくてもスムースに読めるという利点も出てきています。
1点だけ、私からのリクエストがあります。下の方を見ていきますと「先月までの累計2959エントリーでした」という1円募金のレポートがあるのですが、せっかくですからユーザーがこのページを訪れて最初に見えるファーストビューに入れ込んでいただければと思います。これによりユーザーの方々も活性化して、より巻き込んでいけるのではないかと考えますがいかがでしょうか?
次に、シャープさんですが情報発信の量がもの凄い。コンテンツも多い。多いのに非常に整理されているので一発で理解できる。このあたりの処理は素晴らしいと思います。環境のページに入って目に付くのが、「シャープの森」です。日本地図が出てきて、木のアイコンにポインタを乗せると活動の内容が出てくる。環境に関心があるなしにかかわらず、非常にわかりやすく、興味を持たせる力があると思います。こういうことは、フラッシュを使えば簡単にできることなのですが、その簡単にできるとわかっていることを、実際にコンテンツとして取り込んでいくというのはなかなかできないことです。こういったところにこだわりを感じ、高得点をつけさせていただきました。
続いて、ファミリーマートさんですが、キッズ部門とあわせてダブル受賞ですね。非常に秀逸なコンテンツだな、と思います。ファミリーマートさんは、社会環境活動に入るとすぐに、企業の中でのエコロジー活動を24時間、朝昼晩の時系列をイラストを使って見せています。これをトップページからすぐにアクセスできるようにしている。わかりやすいし、説明もすっきりしています。素晴らしいと思いますね。
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