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1.オーガニック食品基礎知識 |
有機JAS認証って何? |
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■オーガニック野菜の普及は、消費者の理解から
「有機認証の取得を」と簡単に言うけれど、生産農家にとってその作業とコスト負担はかなり大きいという。
まずは「有機基準」を満たさなければならない。過去2年間、農薬や化学肥料を使用していないことはもちろん、例えば、遺伝子組み換えの種子は使わないこと、貯蔵・輸送の際、非有機作物と混合しないようにすること・・・・・・・、などなど、生産方法のみならず、貯蔵や輸送など取り扱い全てに関して細かく厳しい基準が定められている。
ここで一言。「有機」といえば、過去2年間、農薬も化学肥料も使用していないことが前提だから、「無農薬」だけでは「有機」農産物とはいえないことに注意!
大変なのは基準の遵守だけではない。認定のために準備する、毎日の作業日誌や栽培マニュアルなどの膨大な記録は、積み上げると厚さ数センチにも及ぶという。いつどこで誰が、どんな種子を畑に蒔き、農薬を使わないかわりにどのような病虫害対策を行い、どんな方法で収穫し出荷したのか・・・・・・。全てが記録により検証される。だから、私たちの食卓に並んだ野菜をずっとさかのぼってゆくと、その野菜の生産農家が蒔いた1粒の種子にまでたどりつくことができるのだ。まるで一本の鎖のように。
有機JASマークつきの野菜からは、このような背景は何も見えないけれど、消費者もきちんと理解してこそ、走り始めた有機JAS認証は信頼され、ひいては日本の有機農業の発展につながっていくのだ。 |
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