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| 煮た熱い大豆を扇風機で冷ましています。 |
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煮た大豆を足でつぶしています。 |
7月3日(火)山形市内の「はらっぱ保育園」で、手造りみそ教室を開いた。打ち合わせのため園を訪れた時、1歳から6歳までの園児がいて、みその話をして理解してもらえるだろうかと思った。当日は3歳から6歳までの園児42名と親4名と園の先生方で総勢50数名となった。予定外の事柄として、地元のテレビ局と新聞社が取材に入ってきた。
朝8時に到着して、私と妻とパートの人と3人で大豆を煮る作業に入った。大きな鍋3個に分けて2時間位煮て、10時30分に園児が集まりだし、まずその大豆を扇風機で冷やした。一応勉強なので、大豆とお米の話をし、3人一組で14チームに分かれ、二重にしたポリ袋に入れた煮た大豆を足でつぶし、きのう造った塩切り麹(麹をバラして塩と混ぜたもの)をつぶした大豆の袋の中に入れて、混ぜ込んだ。
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| 大豆の話をしています。 |
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| つぶした大豆に塩切り麹を混ぜています。 |
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| おけに仕込んで終りました。 |
打ち合わせの時、「足でたべものを踏むという事は教育上問題ありませんか」とたずねたら、次回は手打ちうどんの教室で、生地を作る時足踏みをする予定なので問題はないとの事であった。実は、昔は、わらぐつで大豆を踏んでつぶしていたので理にかなっているやり方なのである。塩切り麹を混ぜた40Kgの半製品のみそを、おけに仕込んで、仕上げをし、ちょうど12時に無事におわった。
このみそは冬から園の昼食のみそ汁などとして、毎日食べられる。テレビ局のインタビューで、「みそをどうやって食べるの」と聞かれた園児は、「きゅうりにみそをつけてたべる」と答えていた。子供たちにとって、みそはまだ身近な食材で、何とか理解してもらえたような気がする。とにかく、にぎやかで遊び感覚の手造り教室になった。
私は勉強会の時、こどもたちに「大きくなったら、自分でみそをつくってね。」とおねがいした。このこどもたちが、20年30年先、おとなになった時、「自分でみそ造りができるだろうか?」とふと思った。いま、魚屋さん、八百屋さん、肉屋さん等のたべものの小売店が廃業していき、スーパーマーケットで買い物をするようになった。それも、大きなスーパーしか残っていない。味噌製造業も同じ道をたどっている。まして、麹屋さんという職業は存在しているのだろうか? みそを造るためのまともな麹が手に入るのだろうか? 食育は、いろんな食産業に関わっている問題である事を皆さんに理解して欲しいと思う。
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