人と地球に優しい洗浄液 |
『掃除の達人になる』阿部絢子著 大和書房 1400円(税別)
掃除のテクニックを理論と実践を通して非常にわかりやすく解説してくれている。まさに、掃除のバイブルである。
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1.ビネガー&ハーブで
カレン・ローガンさんの著書『天使は清しき家に舞い降りる』で紹介されているレシピを試してみることに。といっても、最も簡単な「ママの地球モップ」というネーミングの床用洗浄剤のレシピは、酢酸にエッセンシャルオイルを数滴垂らすだけ。クレンザー系の効力を発揮するものは、重曹にやはりエッセンシャルオイルを垂らすだけというシンプルなもの。とはいえ、酢酸を手に入れるまでにかなりの労力を要したのだが、カレンさんのレシピを紹介する前に、家庭内の汚れについておさらいを。
お掃除のバイブルともいえる、阿部絢子さんの『掃除の達人になる』(大和書房)によると、家庭内の汚れは大きく、水性と油性に分けられる。水性の汚れは、水回りの白色水性汚れと茶色水性汚れに分けられる。白色は、水分中に含まれるカルシウム、マグネシウムが固まったものや、それらに石けんが混じったもの。茶色は主に、食べ物のかすなどが水分に混じったもの。油性汚れは、台所の換気扇などにたまるものの他に、人間の皮脂による油性汚れも含まれる。つまり、ドアノブや、冷蔵庫の取っ手、その回りに付く汚れだ。汚れの他に、ほこりとカビ、シミ、黄ばみ、黒ずみなども家庭内の掃除の対象になる。その中で酢が効果を発揮するのは、水性汚れと、アンモニアが原因の黄ばみ(つまりトイレの汚れ)という。カレンさんのレシピでは、ミントなどのエッセンシャルオイルを垂らしているが、これは酢のいやな臭いを消して、さわやかさを出すためのもので、基本的には洗浄能力を増進させるものではない。簡単で手軽なレシピだが、当然ことながら限界はあるのだ。 |