
エコってやさしい? むずかしい?![]() 朝晩はだいぶ冷え込むようになってきたものの、まだ日中は暖房が必要ないほどで、年の瀬の実感がちょっと薄い今日この頃。例年ならスキー場の雪不足が問題になる新潟ですが、今年は雪が降るのが1日でも遅いことを祈りたいですね。 さて、この時期に毎年東京ビッグサイトでエコプロダクツ展という催しが行われます。ここ何年かは欠かさず顔を出していますが、年々規模も拡大し、内容も充実してきています。私が取材等でおとずれる他の展示会と違い、広く一般に向けたイベントでテレビコマーシャルもしていますし、入場も無料ということで、客層はかなり幅広い様子で、ビジネス色の少ない楽しげな雰囲気の展示会でした。 この数年で変わったところと言えば、大企業がエコにかなりの力を注ぎ、大規模な出展とアピールをしていること。大企業は経済的にも、人手という面でも余裕がありますから、ブースはどこも華やか。イベントが活気づいて見えるのは、そういう一面もあるでしょう。 電気関係やテクノロジー系の企業は、実にさまざまな取り組みをしているようです。一般消費者向けに開発されたさまざまな商品やどんな開発に取り組んでいるかの紹介だけでなく、企業そのものが生産過程でいかにエコロジー対策に注力しているか、ということもアピール。普段の生活では知ることの出来ないことがわかって興味深く見られました。 カメラ、コピー機などの工業製品の廃品をいかに回収し、リユースできる部品を使っていかに低エネルギー、低コストでリサイクル製品を作り出すか。いかにエネルギー効率のよい製品を作り出すか。燃料電池などの開発や小型化への取り組み。最先端の技術と知識と人的財産をつぎ込んでの取り組みは、大企業の社会責任でもあるわけですから、大切なことだとは思います。 ただ、ちょっと気になったのは、立派なブースやたくさん配られる資料やサンプルなど。 また、資料といえば、ぐるっと一周して、配られるものすべてを受け取ったとしたら、腕が抜けるほどの荷物になります。私は今後の仕事のための資料として必要なものも少なくありませんが、一般の人はこれほどのものが必要なのでしょうか? もらって帰っても、おそらくは利用価値の高いサンプル品など以外はゴミになるとしか思えないものがたくさんありますし、アピールのためにリサイクル製品などが渡されるのは理解できますが、あんまり関係ない普通のキャンディなども配られています。 会期中2日行きましたが、うち1日は娘を連れて行きました。会場でクイズに答えるともらえる紙パック入りのジュースをもらった娘は喜んでそれを飲み干しました。そして「捨ててくるね」と言って巨大なゴミ箱のほうへ走っていきました。ちょっと離れたところから様子を見ていたら、ストローを抜いて紙パックを捨てた後、ストローを持ったままウロウロしています。そして、近くにいた会場の人と何か話して、ストローをさっきの紙パックと同じゴミ箱に捨てて戻ってきました。 どうしたのか聞くと、燃えないゴミを捨てるところがなかったとのこと。広い会場のどこかにはあったのかもしれませんが、ちょっと疑問に感じました。エコを主題にしたイベント会場で、小学生にもわかるようなことに配慮がされていないとは、どうしてなのでしょう? 大人と違って、一時的なイベントでのことだから何でも思い通りに揃えられるわけではないから、そのへんは臨機応変に考える、などということは出来ません。好奇心旺盛な子ども達の心を捉えるものもたくさんあったかも知れませんが、これだけのイベントでもこの程度なら「そんなもんでいいのか」という印象を与えかねないのではないでしょうか? 未来を担う子ども達にとっては、ゴミ捨ての基本も、最先端の技術も、どちらもおなじくらい重要なことです。これまでで1番にぎわって活気があったエコプロダクツ展は、これまでで1番「このまま進んでいっていいのかな」と考えさせられたエコプロダクツ展でした。 フリーライター 長晃枝 |
大掃除に欠かせない、環境に優しい洗剤12月もうあっという間に暮れがやってきました。 今回ご紹介するのは、洗剤や石鹸、お掃除用品などを製造、販売する「がんこ本舗」。 「長もちしないもの、環境汚染を招くもの、機能の優れていないもの、うつくしくないものは作らない。」 「がんこ本舗」木村正宏さんのこだわりです。 大掃除に活躍すること間違いなしのお掃除用品もいろいろあります。 例えば、ガスコンロやレンジには、ゴムの微粒子で汚れをずらして吸い取る「がんこ クロス」。 食器についてる茶渋には、少しうすでの「ピカピカクロス」。 ガラス拭きには、液体ゴムラテックスの力で二度拭きがいらない「コレカラ」のフキン(シリーズ)。 OA機器などの細かいところに入り込んだ汚れには、電解イオン水の「one」(シリーズ)。 お洗濯には、「洗濯用洗剤 海へ・・・」。 食器洗いには「食洗器/手洗い用洗剤 森と・・・」。 どれも、洗剤やすすぎの水を必要以上に使ったり、使い捨てしたりしないということが考えられています。 そして、使い勝手を考えてあり、デザイン、香りにもこだわったモノです。 これらは、ヒマラヤ二峰の日本人初登峰などを成し遂げた経験も持つ木村さんの、山で培ってきた「水が大切」「水を無駄遣いしない」という思いが生んだ商品です。 「生まれ育った四国の宇和島は、海にも山にも面していて、おまけに四万十川の支流だったから海の幸、山の幸に恵まれてた。小さいときから必然的に尊さを身につけていたね。なんせ、食べ物の宝庫だもの」と木村さん。 がんこ本舗の商品には、木村さんの「お魚って、おいしいよ。水を汚さないで。」というメッセージが込められているのです。 そんな「がんこ本舗」の看板商品は、洗濯用石剤「海へ・・・」 海洋タンカー事故の事故処理の開発分野から生まれた洗剤です。 脂や汚れを「衣服からはがす」のではなく、「分解して、水に戻してしまう」という優れもの。 ![]() これまでどおりの発想だと、界面活性剤の入った洗剤やせっけんで「油をひっぱがす」というのが、「汚れを落とす」ということです。でも、剥がされた油はどうなるのでしょう? それは再度集まって大きな固まりになり、水の表面に油膜を作るのだそうです。 糸クズや微細なゴミをくっつけて排水パイプの壁面にへばりつき、せっけんならアルカリが水中のミネラルと結晶して「金属せっけん」となって、さらに大きな固まりを作ってしまう。これが「ヘドロ」と呼ばれる正体です。 そこで、木村さんが出会い、この「海へ・・」の開発に取り入れられたのが、海洋タンカー事故処理に開発された基剤でした。こうしてできた洗濯用洗剤「海へ・・・」 は、24時間後に94%、1週間で生分解=100%、水に還ります。 液性が中性のためにシルクもウールも洗えます。 使う量が少ないと、すすぎの回数も自然とへります。使う量が少なければ汚染も少ない。油をあくまで「分解」するので排水も詰まらない。優れものですね〜!! そして、もう一つ、ファンがたくさんいる秘密がありました。それは、抗菌の為のエッセンシャルオイルの香り。 毎日の家事にも楽しみができますね。 がんこ本舗を今回ご紹介したのは、どれも環境によく機能性に優れているだけではなくデザイン性や香りなど楽しくなる要素に富んだ商品であるということです。 「かわいいモノ、きれいなモノを使おうよ。ごきげんになるし、少なくとも誰も傷つかないよ。美しいものほど破壊されにくい。これ、りっぱな平和運動だと思うな。」という木村さん。 今年の年末の大掃除は、がんこ本舗でお気に入りを見つけて「ごきげん」な気分で、ちょっぴり環境を意識したお掃除にトライしたいですね。 ◆がんこ本舗 |
| このページはNPO法人BeGood Cafeが制作しています。 BeGood Cafeは月に一度オープンする非営利のオーガニック&コミュニティカフェです。 1999年から環境保護や教育・社会問題をテーマにしたシンポジウムを開催し、現在全国10カ所に活動が広がっています。詳しくはhttp://begoodcafe.comへ。 |


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