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「たんすの肥やし」という言葉がありますが、いつのまにか増えている衣類の整理や処分に困っている人が多いのではないでしょうか。スイスには、こういう人にもってこいの洋服のリサイクルシステムがあります。
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四季があって夏服から防寒着まで必要な上に、流行がどんどん変化する日本では、まだ着られるけれど、なんとなく着なかった服、捨てられない服というのが、どの家庭にも、たくさんあると思います。子どもの服は、成長に合わせて着られなくなりますが、大人の服はそうそう破れる訳でもなく、かといって、ごみに出すのも気が引ける・・・。
「2年間、袖を通さなかった服は捨てましょう」とか、「流行おくれになる前に人にあげましょう」「靴を一足買ったら、一足捨てましょう」・・・様々なノウハウが、雑誌やハウツー本に書いてありますが、それが簡単にできなくて、たんすの肥やしになったわけです。最近は、フリーマーケットが盛んになってきましたが、これも、自分で率先してやるのは、ちょっと面倒という人も多いでしょう。
こちらには、こういう人にもってこいの洋服のリサイクルシステムがありました。
街なかに、顔の描かれた大きなポストが、びんや缶などのリサイクルコンテナと並んで置いてあります。大手スーパーや学校、広場の一角など、市内50箇所に設置されており、まだ使える衣服、リネン類(布製品)、靴、カバンなどをいれておくと、回収、リサイクルされるというものです。
このシステムは、ジュネーヴ社会福祉活動団体(カリタス、プロテスタント等の宗教関係や、赤十字ジュネーヴ支部など5団体からなる)によって運営管理されています。これらの団体では、衣服以外にも、家具、電気製品、おもちゃ、本、CDなど、まだ使えるものを集めています。電話をかけて日時を決めると、無料で家まで取りにきてくれるという便利なシステムです。
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