チョウのおしっこ(ペルー昆虫記 )
路上で吸水しているアゲハの仲間がいた。20秒に一度ほどおしっこをしている。日本のアゲハ類でも吸水中は排水を繰り返すが、間隔はもう少し長いのではと思う。このあたりは状況によってずいぶんちがうのだと思う。
チョウが吸水しながらおしっこをするのには、3つの理由があると考えられている。まずは水に溶け出した塩類を濃縮するため。そしてもう一つは、水冷式で体を冷やすためだ。それから勿論体内に水分を補給するためだ。この日は結構暑かったから、盛んにおしっこをしていたのかもしれない。
ところで今日はクリスマス。子供の頃はクリスマスは家で祝っていた。無宗教なのだが、祖母がキリスト教徒だったりした。クリスマスが終われば師走だ。今年も一年あっという間に過ぎた。時間の感覚が大人になると子供時代より速くなる。けれど体の小さい昆虫たちにとっては、人よりゆっくりと時間は流れているに違いないと思うようになった。それで昆虫の映像を高速度カメラで撮影することが多いのだ。時間を引き延ばせば人の感覚に近い絵を見ることができる。
チョウのおしっこも、高速度ビデオで撮影したかった。持っていたのに何故その時に試みなかったのかが、悔やまれる。
一方写真は一瞬をとらえる物だから、大型の動物でも昆虫でもうまくタイミングが合えば同じように写る。ただしシャッター速度などは動物によって変える必要がある。
ペルーの虫の話は今年いっぱいで終わりにしようと思っている。年末は恒例のデジカメの話。年始は写真の話をいろいろと書くつもりだ。
◎日本カメラ1月号団塊世代の思い出カメラに登場
◎日経BPから今月発行の「イロハソニー」という単行本の体験には色がある「緑の物語」に写真込みで8ページ登場。
◎学研大人の科学でピンホールカメラで撮った写真2ページ
CAPA2月月号 マクロ撮影 7ページ
海野和男の昆虫撮影テクニック近日発売
ニコン1 V1 スーパーブック発売中
連載 アサヒカメラ「昆虫の肖像」 月刊ガルヴィ「虫のよすぎる話」
日本自然科学写真協会 ニッコールクラブ
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