エコトレンド
ハンドサイクルで1200km走破めざす ― 障害者アスリートが挑戦
2008年9月29日
障害をものともせず、ハンドサイクルで東京―福岡1200kmの走破をめざす永野明さん
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チャレンジするのは、障害者プロレスラーとして活躍するかたわら、ハンドサイクリングに取り組む永野明さん。福岡県生まれで今年33才の永野さんは、脳性まひで身体障害者手帳1級をもちながらも、上京後、障害者プロレス団体を設立するなどさまざまなスポーツに挑戦してきた。今回の企画は、「故郷までハンドサイクルで走りぬきたい」という永野さんの熱意を知ったNPO法人STANDがサポートを買って出て実現した。STANDは、スポーツに取り組む障害者を支援する市民団体で、イベントの企画や、競技の様子をインターネットや携帯電話でライブ中継する「モバチュウ」などの事業を展開。永野さんが走る様子も、自転車で伴走する人が撮影し、モバチュウで中継される予定だ。
使われるハンドサイクルは、ほとんどの車いすに着脱可能で乗りかえる必要がなく、障害の度合いなども問わないため、障害者や高齢者でも環境に配慮しながら楽しめる乗り物として注目されている。コースは、東京の日本橋を10月10日午前7時にスタートし、ゴール地点の福岡市中央区まで1都2府10県を走る。到着は19日の予定だが、1日120km平均でトレーニングを積む永野さんにとっても過酷な行程だ。「各地の道路を実際に走ることで、バリアフリー化がどれくらい進んでいるかを確認し、提言したいと考えています」(永野さん)。誰もが社会に参加できるユニバーサル社会の実現を夢見て、永野さんら障害者アスリートの挑戦は続く。
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