東日本大震災 復興支援 わたしたちにできること
未来への道しるべ
Vol.4 井上郡康さん
「受け継いだ教訓を未来へ」
井上郡康EPO東北(東北環境パートナーシップオフィス)統括 MELON(財団法人 みやぎ・環境とくらしネットワーク) 職員 佐賀県出身39歳:震災後、環境分野の中間支援組織としてできることを模索。震災が発生した3月11日14時46分に何が起こったのか、未曾有の大震災から目をそらさず忘れないで欲しいという思いを込めて、東北で暮らす人々・復興へ向けて歩みだした人々を取材し、その声を届けるコーナー「3.11あの時 (http://www.epo-tohoku.jp/3.11/index.html )」を開設、運営している。 EPO東北(東北環境パートナーシップオフィス) http://www.epo-tohoku.jp/ MELON(財団法人 みやぎ・環境とくらしネットワーク)http://www.melon.or.jp/melon/ |
行政や企業、市民、団体などさまざまな主体が垣根を越えて協力し、環境活動を推進していくことを目指して。井上さんはEPO東北(東北環境パートナーシップオフィス)、MELON(財団法人みやぎ・環境とくらしネットワーク)に所属し、東北での環境パートナーシップの推進に携わってきました。未曾有の大震災。その非常事態を前に環境パートナーシップに携わる自分たちに出来ることは何なのか。井上さんはEPO東北のホームページに「3.11あの時」というコーナーを開設し被災者の声を発信し続けると共に、震災を契機に改めて見直された環境や地域づくりの視点から、これからの社会の在り方を探ろうとしています。
緊急事態を前に
震災が起こってから最初の2〜3週間は、何から着手すればよいか分からないような状態にありました。環境系の団体では野外活動に強い自然学校に携わる人たちがネットワークを形成し救援活動にあたるという動きもありましたが、多くの人たちにとって緊急支援は専門外のことでした。MELON(財団法人 みやぎ・環境とくらしネットワーク)が具体的に支援活動に携わるようになったのは森林組合と連携して「組手什(くでじゅう)」(収納棚や机や間仕切りなどを、自由で簡単に組み立てることができる間伐材から作られた組み立てキット)を避難所に提供するといった「生活環境の改善」に関するフェーズからです。また、この頃から同時に、これまで関わりを持ってきた団体の方々を訪れて、その現状や現在抱えている気持ちを伺うといった活動も始めました。話を伺ううちに、この先どうしたら良いのかも分からない中、多くの方が「あの日のことを話したい」という気持ちを抱えていることに気づきました。そして私たちも、その伺った話を記録として残していくことが必要ではないかと考えるようになったんです。そのようにしてスタートしたのが「3.11あの時 −東日本大震災3月11日14時46分からの物語−」というコーナーです。

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