想いでつなごう!!COP10おりがみプロジェクト
〜10年後の未来を描こう〜
おりがみに込められたメッセージのご紹介
Vol.9 「10年後も身近な生きものが身近なままで!」サポーター養成ワークショップ
「一緒に育ていく仲間と出逢うために」。COP10おりがみプロジェクトが東京や名古屋、関西でサポーター養成ワークショップを開催しました。プロジェクトのコンセプトやプロジェクトを通して伝えたい想いを共有し、「想い」でつながる仲間をふやしていくことが目的です。今回は6月27日東京の喫茶で開催したワークショップからのメッセージを紹介します。
この日の会場は東京大学の近くにあるLab-Café(ラボカフェ)という喫茶店。この日は定休日でしたが、プロジェクトにご賛同いただき、ワークショップのために特別にお店を開けて場所を貸してくださいました。

店内のギャラリーには、生物多様性を説明するパネルを展示していただきました

ホームページからダウンロードすることができるプロジェクトの基本ステップ

アイスブレイクの様子。「自分の第一印象の動物の特徴・・・?」
この日のワークショップは3時間。せっかくカフェを使うのでゆっくり時間をとって行なうことにしました。プロジェクトに込められた想いや目的、ワークショップの運営方法について事例を紹介しながら説明し、プロジェクトの基本ステップ従っておりがみを折りメッセージを書くところまでを体験します。
最初に、参加者同士がうちとけるための、自己紹介を兼ねた「アイスブレイク」。この日はプロジェクトのサポーター田中絢也さんの協力で「自分は何の動物でしょう?」というゲームを楽しみました。二人組となり、相手の第一印象を動物に例えて紙に書いて、それを本人には読めないように背中にペタンと貼りつけます。そして、会場にいる人たち一人ひとりと会って、背中に書かれた動物を見せて、その動物の特徴を尋ねていくことで、自分が何の動物に例えられたのかを当てる、というものです。リス、猫、それから鷹やヒラメに至るまで。自分が人からどんな風にみられているのか。「なるほど」「ええ、どうして?」と言葉を交わしているうちに、次第に緊張もほぐれていきます。
次に、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)の道家さんと石黒さんからプロジェクトの概要や生物多様性、そして生物多様性条約について説明がありました。生物多様性についてIUCN-Jが「地球に生きる生命(いのち)の条約〜生物多様性条約」という小冊子に分かりやすくまとめていますのでご参照ください。小冊子はIUCN-Jのホームページから注文したり、ダウンロードすることができます。

生物多様性条約の目的について初心者にも分かりやすく説明するIUCN-J・日本自然保護協会の道家さん

「地球に生きる生命の条約」のイラストを用いて「生物多様性(いのちのつながり)」について説明をする石黒さん
COP10おりがみワークショップの事例紹介では、プロジェクトの参加パートナーでもある日本野鳥の会の大野さんが、絶滅危惧種シマフクロウを頂点とした生態系ピラミッドを折り紙で表現する方法を紹介してくださいました。このワークショップでは「しまふくろう」以外にもたくさんの種類のおりがみを折り、いのちのつながりを考えるきっかけにしているそうです。

生態系ピラミッドを折り紙で表現したというワークショップの説明をする大野さん

おりがみの折り方を説明する教材は、参加者に伝えやすいように色画用紙を使って手作りで準備

皆でおりがみを折る様子
最後はおりがみを折ってメッセージを書く時間です。今回のワークショップではCOP10のロゴにある「花」と「木」の他、プロジェクト参加協力団体の「ジュゴン保護キャンペーンセンター」の方が考えた「ジュゴン」に挑戦したり、参加者の皆さんがそれぞれ折れるものを楽しみました。
この日集まったサポーターの皆さんからのメッセージはこちらです。

「大自然のなかでのびのびくらしている。ジュゴンにあこがれながら、子どもといっしょに海でおよぎたい」

「もっとかしこくやさしいにんげんに」

「心の中の1%を未来の地球にささげよう」

「もっとかしこくやさしいにんげんに」

(左)「土屋の自然が守られ、空気のきれいな光溢れる里山で子どもたちが遊び回っていて欲しい」
(右)「10年後も身近な生きものが身近なままで!」
参加者の一人、高木久雄さんは地域でボランティア活動をしたり、エッセイ集を出したりと本当にアクティブで魅力的な方です。日本折紙協会の認定講師の資格も持っているという高木さんのは、「コマ」や「兎」など、可愛らしい折り紙を次々と披露して参加者を楽しませてくださいました。


子どもたちに大人気という、三枚の折り紙を使ってつくる「コマ」

高木さんとIUCN日本委員会石黒さん。高木さんの著作 『花と小鳥と婆ちゃんとその後』を手に

高木さんのメッセージは「愛はいつもある」

集合写真。みんなのおりがみと想いと共に
参加者みんなで集合写真を撮って、この日のワークショップは無事終了。ここで生まれた絆がこれから大きく広がっていくことがとても楽しみです。このプロジェクトのタイトルにある「想いでつなごう!」には「想い」と「想い出」の両方でつながるという意味が込められています。いのちのつながりを感じる想いと、おりがみを折った時間の楽しい想い出。この二つが、生物多様性の豊かな社会を育てる力となっていきますように。
(更新日:2010.8.5)
参考情報:
Lab-Café(ラボカフェ) http://lab-cafe.net/site/access.html
COP10おりがみプロジェクト基本ステップ http://www.cop10-origami.com/service/step/
国際自然保護連合日本委員会「地球に生きる生命(いのち)の条約〜生物多様性条約」 http://www.iucn.jp/cbd/
財団法人日本野鳥の会 http://www.wbsj.org/
ジュゴン保護キャンペーンセンター http://www.sdcc.jp/
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