環境用語集 〜環境について調べる〜
カーボンニュートラル 詳細解説
地球温暖化防止、循環型社会の構築に貢献する新たな資源として、植物など生物由来の燃料であるバイオマスが注目されている。バイオマスを燃焼すると、化石燃料と同様に二酸化炭素(CO2)を発生するが、植物は、成長過程で光合成によりCO2を吸収しており、ライフサイクル全体でみると大気中のCO2を増加させず、収支はゼロであると考えられる。このように、CO2の増減に影響を与えない性質のことをカーボンニュートラルと呼ぶ。カーボンとは炭素のことである。
また、事業活動などで生じるCO2の排出量を、植林や自然エネルギーの導入などによって実質的に相殺してゼロに近づける取り組みのことも、カーボンニュートラルと呼ばれ、世界の企業や金融機関などによって導入されている。2006年のドイツW杯では、大会における環境負荷を削減するプロジェクト「グリーンゴール」の一環として、10万tと見込まれる温室効果ガスの排出量を、自然エネルギーの使用や気候変動関連のプロジェクトへの投資により相殺することで、大会初のカーボンニュートラル実現を目指す。
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