環境用語集 〜環境について調べる〜
コージェネレーション(Co-Generation) Q&A解説
Q: 家庭でもコージェネレーションを使えるの?
家庭用燃料電池コージェネレーションとはどんな仕組みで、市販されているのだろうか?
A: コージェネレーションとは、発電時に発生した排熱を、冷暖房や給湯などに利用してする仕組みだ。工場などの産業用に用いられているが、家庭用燃料電池コージェネレーションは、燃料電池を使った家庭で利用できるくらいの小規模な出力を持った発電、給湯システムのこと。2005年2月からガス会社が世界で初めて限定200台を市場投入、レンタルを開始し話題を呼んだ。燃料電池の燃料として水素を使う場合は、通常、天然ガス、ナフサなどから水素を取り出して空気中の酸素を取り込んで発電するが、この場合は家庭に送られてくる都市ガスを使って発電する。出力は1kw、排熱を利用して60℃のお湯を沸かして、台所や風呂などに使う。発電効率は約31%、給湯効率が約40%。その後、石油会社が液化石油ガス(LPG)から水素を取り出すタイプを投入。家庭用燃料電池コージェネレーションが普及していくためにはいっそうのコストダウンが必要だが、使用する白金のコストが高いため、代替材料の研究などの技術開発が必要だ。また、耐久年数の向上、日常的に使われた場合のさまざまな実証データの収集などもこれからの課題となっている。いずれにしても、市場投入といっても現段階では実験的なもので、本格的な普及は2008年以降とされている。
Q: コージェネレーションのメリットは?
コージェネレーションシステムの導入によって環境面でどんな効果が期待できるのだろうか。
A: 電気と熱を同時に発生させるコージェネレーションの大きな特徴は、必要とされる施設で発電ができる「分散型エネルギー供給システム」であることだ。このため、大型火力発電所から送電される場合に生じる発電ロスを最小限に抑えることができ、エネルギーを無駄なく使うことができる。このようにエネルギー利用効率が高いため、コージェネレーションは、省エネルギーを実現し、CO2の削減に貢献する環境負荷の低い発電システムとして期待されている。また、地域個別的な発電・給湯システムであるため、災害時などにもし発電所からの送電が止まっても、発電・給湯システムとして活用することができるのも利点だ。
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