参加する 〜伝統から学ぶ
個人と地域、双方からのアプローチが必要
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路面電車は環境にもまちにも優しい交通機関だ(オランダの街角にて)
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理事長の二藤忠さん。「一人ひとりが自分の生活基盤となる住まいを見直し、行動をしていくことが大切」と話す(写真はシンポジウムにて)
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住環境には、周囲のまちなみや自然なども含まれる。エコ住宅リサイクルバンクは、「環境改善は地域で取り組むべき」という理念のもと、横浜市に対して本牧地域を中心としたまちづくりに関する政策提言を積極的に行っている。現在その中心となっているのが、本牧で次世代路面電車(以下、LRT)を走らせようという運動だ。かつて国内に多く走っていた路面電車。これを新たな交通機関として復活させて、環境に優しいまちづくりを実現しようと提案している。道路利用者に時間や交通手段の利用方法の変更を促す交通需要マネジメント(TDM)を実践しようというものだ。このLRT構想については、住民、行政、企業などさまざまな人々と協働の推進を図りながら、2009年、横浜開港150周年に向けて、LRTを走らせるための事業体立ち上げに取り組んでいる。詳細はエコ住宅リサイクルバンクのホームページで閲覧することができる。
こうした住分野にかかわる環境活動においては、行政や企業の力も欠かせない。二藤さんは、「住環境をよくしていくための活動を地域で活性させていくためには、個人のがんばりも大事ですが、地域全体で掘り下げていくという視点が必要です」と話す。個人と、行政や企業など地域全体による取り組みが重なり合って、初めて結果が見えてくるとも二藤さんは力説する。
エコ住宅リサイクルバンクの会員数は現在約30名。年齢や職業はさまざまで、各人が古民家や住環境について考えるままに活動している。「言われたから活動するのではなく、集まりたい時に集まり、提言したい時にそれを行うなど、一人ひとりの自発性にまかせています。また、イベントの時には協力をあおいでいますね」と二藤さんは話す。問い合わせや会員申し込みはホームページの「会員&スタッフ募集」から受け付けている。
先人が培ってきた知恵と工夫を、現代の発想と技術で住環境によみがえらせ、次世代に受け継がせるために活動しているエコ住宅リサイクルバンク。彼らの活動に触れることで、自分自身の住まいや暮らしのあり方を見つめ直してみてはどうだろうか。
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(写真:エコ住宅リサイクルバンク、洛思社)
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